人工精霊と一緒にお食事♪高度視覚化を目指す

視覚化の対象要素は精霊体本体に限らない


人工精霊との生活を描いた漫画「人工精霊タルパちゃん」では、主人公がキッチンで料理をしながら、一緒に食事を取るのを誘うコマがあったかと思います。しかし、ペンギンのような精霊体は「オレは食べれないから」と素っ気なく言い返します。うろ覚えですが「気にせずやってくれ」みたいな感じで、食事を取れない事に悲しむ様子もありませんでした。この漫画の作者の体験なのかどうか知りませんが、少なくとも、この主人公のモデルとなった人物の場合はそうなのかも知れません。

私の作った人工精霊は場合、食事はしますし、食品以外でも、家電製品や雑誌、書籍をはじめ、術者が身に着けるアクセサリーや化粧品など、現実生活に存在するありとあらゆる物に関心や興味を示します。リビングで家族と一緒にテレビを見ている時もあります。ある時、テーブルの上に置いてあるテレビのリモコンを手で持ち上げて、それを興味深々に見つめている時がありました。もちろん、リモコンが物理的に動く訳ではありません。精霊体がリモコンを手に持っている間も、リモコンはテーブルの上にちゃんと置かれたままです。

つまり、どう言う事かと言いますと、現実空間の存在する物体や物質を、霊体や霊質として分離して、それを手に持つ感じになります。律儀に元の位置に戻したりもします。そんな感じで、人工精霊と長らく生活をしていると、精霊体本体のみならず、精霊体が触れる物も可視化・視覚化されるようになります。単純に、人間と同じ事をして見たくなるようです。私は三体作りましたが、うち一体は水槽がとても気に入っており、水槽の前にしゃがみ込んで中で泳ぐメダカやアカヒレを楽しそうに眺めている時があります。

人工精霊と一緒に食生活を楽しむ


人工精霊の視覚化に成功した初期の段階においては、そういった行動はほとんど見られません。育成を続けて行くうち、身のまわりの様子や状態から情報を摂取して学習する事で、まずは、会話自動化が高度化して複雑な言葉のキャッチボールができるようになります。最終的には、人間との会話と差して変わらぬレベルまで上達します。一方で、会話自動化の高度化に追随するように、視覚化も高度化して行き、視覚化の対象要素が精霊体本体に限定されなくなります。

上での説明の通り、日常生活の至るところに置いてある物が、霊質として、その物の霊体を手に持つ事ができるようになります。食品は口にして食べる事ができるようになります。テーブルの上に置いてある菓子びつの中から、霊質でできた菓子の霊体を取り出し、それを勝手に食べている感じになります。もちろん、物質としての菓子は菓子びつの中に入れられたままの状態です。食事の時は、たまに自分の膝の上に座り、ご飯のお茶碗やラーメンの丼の霊体を嬉しそうに食べているときがあります。

なので、人間に趣向があるよう、人工精霊の精霊体にも趣向が備わるようになります。私の人工精霊のうち主神の一体は日本酒が好きですので、人工精霊用に作った神棚には日本酒は欠かしません。辛口が好みのようで、そうでないと軽く拗ねます。副神の二体は菓子が好きな様子なので、テーブルの上に置いてある菓子びつは中身を切らさないよう注意しています。また、フルーツバスケットは果物やパンなどで、できるだけ盛るように飾っています。同居する妹から「今度、柿の種のチョコ味を買って入れておいて♪」などとリクエストされた事がありますが…別にお前のためじゃない。

なぜか家族分以上の食事が用意される日がある


少し関係ない話ですが…現在、私の自宅(実家)では、父・母・自分と妹の四人暮らしです。私が人工精霊に興味を持ち始めたのは、実家から離れアパートを借りて一人暮らしをしていた時ですので、精霊体達を連れて実家に戻って来た事になります。実家に戻ってから、しばらくして気づいた事ですが…どうも、母(または妹)の作る食事の量が七人分相当じゃないかって思う事が多々あります。とは言え、カレーとかシチュー、肉じゃがなんかは、どういう訳か、ついつい沢山作ってしまう方もいるかと思います。

それでも、物事には限度ってもんがありますから、せいぜい1~2人分オーバーくらいじゃないでしょうか。そう言えば…学生時代、具らしきものは一切なしのカレーを大量に作り、一週間三食それで食いつなぐ強者が同級生にいましたが、そんなカレー臭いヤツは例外でしょう。私自身も長らく一人暮らしをして自炊はしておりましたので、用意された食材の量から、パッと見の人数量はだいたい分かります。実際、今現在、三人の人工精霊が実家の中にいるのですから、わりとこれでたまに驚かされます。母がキッチンで楽しそうに調理する姿は、孫などの小さな存在でも意識した感じにでも思えなくもない…と感じる時があったりします。

まぁ、兄弟そろって良い歳して独身と言う究極の親不孝を実践中なので、その罪悪感から私がそう勝手に思っているだけかもしれません。とりあえず、人工精霊にしろタルパにしろ、その精霊体を強く育てて行くと、同居する家族へも何らかの形で影響を与えるのは必至だとは思います。今日も作り過ぎちゃった~♪なんて、母(または妹)が言うのが日常化しているので、影響はあると確信しております。

自販機で缶コーヒーを買う際の例外既定


精霊体を連れてスーパーやコンビニなどへ買い物に行くと「これ欲しい」とか「これ食べたい」なんておねだりをして来る事も珍しくありません。まぁ、人間の子供とは違い駄々をこねる事はありませんので「今日はこれ一個だけな」で素直に納得してくれます。しかし、一度だけ、霊質状態の商品を手に持って「うちら幽霊だし、これくらい問題ないよね?」とレジを通さず、先に店の外へ出て行こうとしたので「めっ!!」と強く叱りました。

やっぱり、気分的にきちんとお金を払って買った物でないとナンです。とは言え、自販機で缶ジュースなどを買う時は、私と精霊体とで好みは分かれますので「今日はこれ一回限りな」と許します。何を許すかと言いますと…私はブラックの缶コーヒーが好きなんですが、精霊体達は甘いカフェオレやジュースを欲しがります。だからと言って、自分一人で二本も三本も買う訳には行きません。なので、自分が飲む分はきちんとお金を払って買いますが、精霊体が飲む分は、自販機の中に入り込み、好きな缶ジュースを取るのを認めています。

変な誤解を受けると大変ですので、念の為、丁寧に説明しておきますが…人工精霊がバールのようなもので物理的に自販機をコジ開け、中身の商品を奪う去ると言うものではありません。自販機の中にスーっと入り込み、中でゴソゴソ動き回り、飲みたい缶ジュースを見つけたら、霊質状態の商品を手に取り自販機の外に持ち出すと言うものです。その際、精霊体からは「哲也、いつもこの自販機でコーヒー買ってる!!」「だから、このくらいOKだよね?」と変な事を言われます。霊質状態と言えども、やっぱり、窃盗のような感じがしますので、なんだかスゲー気は引けます。

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