座敷わらしも元を正せば人工精霊みたいなもの

更新日 2018/03/17

妖怪は古くて新しい人工精霊

人工精霊と言う語感と字面から、多くの方は、オカルトと言うよりはSF的なものを想像されるかもしれません。人によっては何かの工業製品をイメージされる事でしょう。実際、人工ナントカと言われると、やっぱり、人工衛星や人工埋立地、人工ダイヤモンドなどを思い浮かべるのが一般的かつ常識的なイメージング思考です。何か先端的で未来感を覚えさせる不思議な言葉ですが…まぁ、これはあくまでも私の私見ですが、人工精霊そのものは、とても古い存在だと思います。例えば、日本で古来より伝わる妖怪の一部は、自然界の精霊と言うよりは人工精霊的な存在だと考えています。具体的には、座敷わらしは不特定多数の多くの人々の想い、集団思念によって創出される人工精霊の一種だと思います。宗教の神仏と一緒で、口述伝承などで人々の間で座敷わらしに関する情報が伝わり、その姿や行動が具体化され、視覚化されるまでに至った稀有な妖怪だと思います。ただ、依り代となる御神体がなかったりと不明瞭な部分があるので、タルパに近いかもしれません。もしかすると、宿る家そのものが依り代に…まぁ、これは私の勝手な憶測です。そこら辺のこまかい点はどうでもいいと思います。なので、妖怪としての座敷わらしは存在しませんが、人工精霊として座敷わらしなら存在するような気がします。日本の場合、精霊と言うよりは妖怪なので人工妖怪でしょうか。座敷わらしに限らず、その他もろもろの妖怪は、そういった感じで人々の口々から伝わる事で完成された人工精霊の一種なのかもしれません。妖怪は、江戸時代で流行した都市伝説のようなものですし、実際、自宅に座敷わらしを呼び込む方法やノウハウがわりと真剣に考えられていました。

人工精霊の術者なら余裕で見えるかも

もちろん、すべての妖怪がそうだとは思いません。ほとんど錯覚によるものだと思います。東海道中膝栗毛に登場して来るような人が、素で至る所にいた江戸時代です。あんな感じのノリで妖怪がアレコレと吹聴された側面も否めません。現代の夜の繁華街でも、電信柱に向かって怒鳴ったり謝ったりする酩酊オヤジがいます。一つ目小僧や唐傘小僧は、明らかに酔っ払いのおっさんが見た幻覚の産物でしょう。一本のものが二本に見えたり、二本のものが一本に見えたりするんだと思います。しかし、座敷わらしは違います。家族の幸福を純粋に願う気持ちから、商売の繁盛をひたすら求める邪な願いまでと、人々の想いは種種雑多ですが、明確にその姿と行動が具体化されていました。可視化する事ができたり、稀に会話する事ができたなどの事例が多数記録・報告されています。現代でも、岩手県の二戸市の温泉街にある旅館で座敷わらしの目撃報告がされています。テレビなどでご存知の方も多いかと思いますが、同旅館は座敷わらし目当ての客で常に予約がいっぱいの状態で知られています。その他、探すと全国には座敷わらしが出るとされる旅館やホテルがいくつかあるようです。宿泊した客の中から事業などで成功して社会で大成する、大金持ちになる者が出るなどの噂話もつきません。普通の人工精霊は一人の術者の思念で作り上げるものですが、座敷わらしは多くの人の思念が集まったできた精霊体となりますので、その霊力は半端なく強力なものだと思われます。もしも、それらの旅館に宿泊して座敷わらしを人工精霊の要領で視覚化・会話自動化できたら、一時的な関係とは言え、その御利益は図り知れないものとなるでしょう。

遭遇確率を上げるには?

宿泊体験記を綴ったブログや情報サイトがいくつかあり、座敷わらしの撮影を試みた写真が数多く公開されています。残念ながら、座敷わらしと思われる霊体が写り込んだ写真はひとつも見当たりません。中にはオーブが写ったと称するものを見た事がありますが、玉響現象(オーブ)と呼ばれるものは、レンズ直前を漂う埃や塵が光を乱反射させた現象に過ぎません。私は信じる側の人間ですが、写真撮影によるオーブと称するものに関しては懐疑的です。もしも、これらの旅館やホテルに、幸運にも泊まれる機会が訪れたら、過剰な写真撮影はやめた方が良いかもしれません。つーか、座敷わらしに合いたい一心から力を入れてはいけません。相手は無邪気な子供です。気合と気迫の念は座敷わらしを怖がらせて遭遇確率を下げるだけです。普通にチェックインして、普通に食事して、普通に室内で過ごしていた方が遭遇確率は高まると思います。座敷わらしが写真に映り込むじゃないかってパシャパシャ撮ったところで何も写りゃしません。また、何も起きている間に出現すると言う訳ではありません。就寝中、夢の中に出て来る確率の方が高いと思われます。多くは、霊夢として宿泊客に前に登場しているはずです。でも、気持ちはわかりますね。小学生の頃の遠足前日の夜のように興奮から寝つけない事でしょう。旅館関係者の話では、気に入った客には、そのまま家まで付いて行くなんてのがあるようです。私もこれには強く同意です。座敷わらしに限らず、善霊や神格化した霊は、所以のあるなしに関わらず、気に入った人を見つけると守護霊として憑いてくれる事があります。ただし、心に問題ありまくりの人になんかそれは起こり得ません。

自宅に連れて帰る具体的な方法

それらの旅館やホテルに「座敷わらしが出る」と言う、全国の人々の気や念、想いが集中している事で、本当に座敷わらしが生み出されているのかもしれません。とりあえず、座敷わらしと出会い、できれば、自宅にそのまま連れて帰りたいと考えているなら、まずは予約でしょうね。座敷わらしをゲットするもっとも確度の高い方法と言えます。これはあくまでも精霊召喚術の観点からの話ですが、善霊や神格化した霊などとは違い、座敷わらしはそれらの土地や建物で、事実上、無尽蔵に創出され続けている精霊体と思われます。つまり、宿泊の機会されあれば、チャンスは誰にでもあると言う事です。全国の信心深い人々の座敷わらしに対する強い思いが尽きない限り、気に入った客を見つけては憑いて出て行き、また新たな座敷わらしの精霊体が誕生しています。そして、自分に相応しいと思う人物がやって来るを待っています。座敷わらしの気を引こうと、玩具や人形、ぬいぐるみを持ち込む人がいますが、私だったら小さな水晶にします。経験上、小さな子供はパワーストーンを見ると必ず近寄って来ます。心地の良さを感じて、自分の依り代として憑依してくれるかもしれません。お持ち帰りに失敗しても、全国の座敷わらしファンの強い気や念を吸収、同調した水晶を持って帰れば※1、旅館やホテルの力には及びませんが、同じ条件が自宅で発動するものと思われます。後は人工精霊の作り方と同じように座敷わらしを召喚すれば良いのです。わりと簡単に自宅で誕生させる事が可能※2かもしれません。ただし、自分でやって見た事がないので、以上の話は机上の空論です。とりあえず、機会があれば、私も予約を入れて見たいと思います。

  • 旅館やホテルの敷地内の小石を拾って、それを持って帰ろうなんて事は絶対にやめてください。甲子園の土とは違います。高い確率で動物霊などの悪い者を連れて帰るはめになります。つーか、旅館やホテルも迷惑です。
  • 自分の思念のみならず、どこの誰とも知れぬ信心も利用するわけですから、何らかの御利益に授かったら、募金や奉仕活動をする等して一部の幸運は社会に還元しましょう。独り占めをしてはいけません。

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