人生はやっぱり脱力系が一番だと実感した瞬間

そして、人と違う事をするに限ります。私は、就職氷河期に近い世代なんですが…言われているほど、就職活動で苦労はしていません。人によっては100社も200社も応募したなんて話を聞きますが、私の場合、そこまでやってません。わりとあっさり決まりました。開き直って力を入れず就職活動に臨んだのが幸いしました。力を入れてもダメな時はダメですし、だからと言って、悲嘆に暮れていた訳でもありません。自然体でやりました。セミナーなどへ行くと自分の周囲の学生は、変に力を入れた人でいっぱいでした。筆記試験は努力でなんとか突破するとして、面接では相手に自分の記憶が残るよう工夫をしなけばなりません。そのためには、競争相手となる周囲の人間と違う感を演出しなければなりません。なので、自分の場合、力を入れず落ち着いた感を素でアピールし続ける事にしました。まわりの人間が力入れまくりの状態の中にあって、自分一人だけ「脱力」で臨んだのです。学生時代は、黒いネコでおなじみの本当に黒くてブラック&ブラックな宅配便でバイトしていた事もありましたので、罵倒されようが圧迫されようが受け流すスルースキルも備えてました。私のささやかな企みは当たりました。同期から「なんでお前みたいなヤツが…」と不思議がられましたが、私から言わせてもらうと、根拠のない自信から無駄に力を入れ過ぎて自滅するヤツの多さには笑えました。偏差値教育の弊害なのか…誰が俺より上で下なのかなんて感じの「心の物差し」の持ち主には永遠にわかりえない条理でしょうね。力を入れず、つまらない価値観を捨てたのが成功の秘訣だったと今も信じています。企業研究のみならず競争相手となる人間観察も功を奏した一因と言えます。

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